2004年に、ローカルの連絡船&漁船を乗り継いで

ひとり突っ込んだときの感想です。

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2004/3/21

ただいま。 きのう帰国した。

いやいやすげー体験しまくって来た。

波乗りビデオなんかではおなじみの、どエライいい波が割れるとこ。

でも、波乗り出来ない時間があまりにも多くて、一人で

暇な時間が多かったな〜。

ほんとうにシンプルな場所なもんで自然以外何もない。

でもそのジャングル自体が美しかった。

だれか日本人居ればいいな〜って思ってたけど居なかった。

フレンチとオージーが2人づつだけ。

みんなインドネシア語バリバリだった。

じゃなきゃ無理だよ。 

その宿やってるじいちゃんばあちゃんでさえ英語できないんだから。 

俺が知ってるくらいの旅の基本の英語すら無縁って世界。

宿って言うよりみんなの家って感じ。 シェアハウスだね。

港でチャーターした小ボートでその宿に着いてみんなに挨拶して、

だけどじいちゃんばあちゃん翌日まで会えないままだった。

波の方も、オーバーヘッドくらいはあるものの、浅すぎて手が出せない

と誰も入る様子なし。

ほんとかよ? とパドルアウトしてみたけど、あれじゃ絶対無理。

ほぼストレートにリップがボトムに当たってる。

たまたま潮の少ないときだったので、ハイタイドでも苦しい感じ。

海入ればお互いのことよく分かるけど、着いた日も波乗り出来なかったから

「こいつ大丈夫かよ?」「変なの来ちゃったな〜」くらい思ったんじゃないかな〜?

インドネシア語もできない、英語も外人の幼稚園児くらいなもんで。

やべー! この状況をなんとしなくては、、、

とりあえず釣りしたよ。 意地で。 しばらく。

ルアーだめ、イカ釣りだめ、ちきしょ〜って思ってたら

足元に死んでる小魚見つけて、1発勝負のえさ釣りだったんだけど、

神様って居るね。 みごと80cmくらいのカラフルクエをゲット。

さっそく持参の刺身包丁(100円)で刺身をご馳走してあげた。

わさび、しょう油も日本からの本格だもんゲロうまだったさ。

これで認めてもらえたらしく、翌日オージーに裏側の

コンスタントなポイント行くけど来るか?って誘ってもらえた。

行ってみて意味わかったよ。 やべー!やべー!

「探検隊かよっ!」ってつっこみたくなるようなジャングル。

雨季だからぐちゃぐちゃぬかっててくるぶし〜ひざくらい泥の中。

ヒルとか絶対にいるし、どれが道なのかもよくわかんないようなとこ。

そのあとはきの根っこにしがみつきながら命綱なしでガケ降りて。

トランクスに板持ってだよ。 雨降ってきてつるつるの。

こんなんだもん、誰でもって連れてってくれっこないよね。

やべーやべー。 今考えてもやべ−やべー。

そんな道のり1時間もかけて。


2度と行かない!って思ったんだけど、結局3回も行っちゃった。

まともになんか歩けっこなくて、みんなつるんつるん転びながら、

板も壊しまくりながら。  わけわかんねー。

でもそんな状況も3回も行けば「これも普通」って思ってきちゃうんだよ。

サーファーは強いよ。


続き。 そんな生活しながらビッグスウェルを待ってたんだけど、

ぜんぜん気配なし。 2ラウンドくらいはセットはそれなりの

チューブ巻きっぱなしでまあまあの日はあったんだけど、

小さい日は岩地帯の上通過するからめちゃ2ヤバいんだよ。

「1回ボトムにヒットしたらあがろう」って海入るんだぜ。

ウエット忘れちゃったからラッシュの下に普通のタンクトップ

着て、少しでも体守んなきゃって。 

オレ、1人でなにやってんだ? 

もっとコンスタントなとこいっぱいあるじゃん!って考えたけど、

「もしかしたら明日?」って思とも思っちゃうじゃん。

ど〜ん!と上がっちゃえば、今まで見てきた波なんてウ○コに

見えちゃうようなのが割れる場所だもんさ。

あ〜、それにしてもサーフィンできない時間が多すぎて

辛くなったよ、オージー2人も帰っちゃったし。

もうオレも次の土曜の船でどっか行こう って決めたころに

フレンチのパトが、「あさって他の島移ってみるけど、行くか?」

って誘われてさ。


パトはもうインドネシア人と結婚してて、あなたインドネシア人?

くらい言葉バリバリだから頼もしいんだよね〜。

始めはめちゃめちゃ頑固そうな奴でとっつきにくいな〜って思って

たんだけどね、、、

あいつも、ここに来て「こりゃサバイバルサーフになるかもな」

って思ってたんじゃん。 いっつもジャングル歩くのついて来るのは

オレだけだったもん。

そんでいろいろ話てたらさ、あいつフランスのド田舎らしくて、

シーズンにはワイン工場に出稼ぎに帰ってるんだって。

そんで歳はオレと同じ、たった1日違いのお兄さん。 

なんだか言葉を超えたなんかを感じたよ。

当然「行く!」ってわけで出発した。

まずはチャーターした小船で港まで、その港から

ローカルの連絡線で3時間くらい、そこから車に乗り換えて、、、

って早朝出て、夕方到着って日本〜バリより時間かかってるじゃん。

地図で見ると、すぐ横なのにね〜。  安いが1番 か???

ま、いいや。 そのポイントの前の村にステイ。

ローカルサーファーは数人居るものの、ツーリストの姿はなく

この前のツーリストはずいぶん前だって。

そいつが言うには初めての日本人だってさ。

ま、こっちの村はちょっと開発されてる感じだけど、

電気や冷蔵庫もあって選択肢があったので楽だった。

波は相変わらず小さいけど、そこそこ楽しめた。

もうオレのビザが切れる1週間前。

パト達はこれから1ヶ月かけて、「間違えなくいいだろう」って

場所に行くんだって。

noriも行こうって誘ってもらったのに、無念だよね〜。

金あったら、そっこービザ更新してGO!しちゃったのにね〜。

こんなチャンス、そうそうないと思うしね〜。

バリに帰る飛行機、周りみんなインドネシア人なんだけど、

ビジネスマンやらお金持ちやらなんだろうね。

俺、完全に浮いてたよ。 

頭の中ではまだまだどんどん旅を続けているのにな〜。

まだまだ、見てみたいところだらけなのにな〜。

来年まで辛抱なのかな〜。  


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